クレラップのCMにもの申す
クレラップの宣伝がこのところリニューアル。
呉羽化学のCM集はここから、クレラップのCMはここから見られる。
あのインパクトある髪型の女の子はクルリちゃんと言うらしい。
このCM、製品の特徴を強調するあまり、あまりにも不自然な箇所が多々見受けられるのでつっこんでみたい。
えー、決して悪意からのツッコミではありませんのでご了承ください。(というかネタなので。。。)
昔ラップものを使用した事があるが慣れないと結構うまく切れなかったりもした。
回したら簡単に切れるというのは知らなかったし、確かに簡単そう。
それに対してクルリちゃんを起用することにより子供でも誰でも簡単にできるというのをアピールした。
その意図はわかる、良いと思う。
その後クルリちゃんはいろいろなものにクレラップを被せてゆく。
これもわかる。
やはり今まで出来なかったものが、簡単に出来るようになってうれしくてやってしまうのであろう。
クルッと切るのも気持ちが良いのかも知れない。
問題はそれからである。
ゴミ箱にも被せちゃったりして、お父さんがゴミを捨てるときにクレラップでバウンドしてしまう。
ここではクレラップの柔軟性を強調する事を意図したものか?
ここで一つ気になることが。。。
捨てる先の状態がどうなっているかを確認しないでゴミを捨てるお父さんは、かなり軽率であるといえる。
クルリちゃんのクレラップを使ったいたずらに対して親が注意する。
『食べるものにかけなさい。』
これは全く意味がわからない。
なんという注意のしかただ。
この場合、まずうまくクレラップを被せられるようになった事を褒め、そしてそれで遊んではいけないことを叱るべきでは無いのか?
なぜなら全ての食品がクレラップをするのに適しているとは限らない。
また、本来食べ物以外にも用途があるかも知れないクレラップのポテンシャルを殺すことになってしまう。
あと、最初に褒めるのも重要。でないと新しいものに対して消極的な性格に育ってしまう。
その後のクルリちゃんはと言えば、やはりその曖昧な注意がわからなかったと見えて
ジュースのポットに被せたり、コップの上に被せたり石けんに被せたりとやりたい放題。
まずジュースであるが、『食べ物⊇飲み物』と解釈できなくもないのでよしとする。
ここでもまたまたお父さんの軽率な行為が爆発する。
普通コップにジュースを注ぐ時には双方を確認するだろう。
なぜそれをしないのか?
全く持って理解ができません。
その次の石けんにクレラップをかけたのは、明らかにクルリちゃんのミスである。
これは食べ物ではない。
この点はクルリちゃんも反省しなければならない。
で、結局
『いいかげんにしなさい。』
ほら、二度注意するハメになった。
これはクルリちゃんのせいではなくて、親が悪いのだ。
今度からちゃんと考えて叱るように。
まあ、そのあとのクルリちゃんの反省の仕方がかわいかったのでよしとしよう。(私は断じて"ロ"ではない)
最後の締めが
♪今日もへいわー
と平和に終わったのでこれもOKとしよう。
クルリちゃんがこの失敗にぜんぜんめげてなかったので安心した。
終わりよければ全て吉田。